偶の森 |
■偶の森の「偶」はご遺骨を納める手元供養用のミニ骨壺です。生前には自らの分身「自分偶」やマイ・パースポットとして祀っていただけるよう作られています。 ■偶の体内には、ご遺骨だけでなく願い事や約束事を書いて収納スペースがあります。収納スペースは、真鍮を削り出して作られた堅牢なカプセルが収まる二重構造になっています。 ■本格的な登り窯で焼成された備前焼です。世の中にたった一つしかない固有の景色が特徴です。 |
備前焼 あうん地蔵/手元供養のミニ骨壷 |
■偶(ぐう)とは、古くから擬人化した造形物を意味する言葉として使われてきました。「土偶」「偶像」などがそうです。 お寺にある「仏像」や神社の「狛犬」、沖縄の「シーサー」も偶の一種です。祭事に使われる「神輿」(みこし)や「獅子頭」も偶に属します。 |
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■また、偶は、二つのものが一対になる状態を表しています。時間が鉢合わせることを「偶然」といいますが、その他にも「偶数」「配偶者」などの使われ方があります。そうした意味では「天と地」「陰と陽」、また人間の「肉体と魂」も一対であることから偶の世界観です。 |
■偶の森の「偶」は、こうした偶の意味に加え、「自然界と天空の命」をコンセプトに作られています。そのルーツは「輪廻転生」、すなわち「自然回帰と命の循環」です。したがって、ご遺骨を納骨する手元供養のミニ骨壺としてだけでなく、生前にはご自身を励ます「自分偶」としても祀っていただけます。 |
備前焼 天球/手元供養のミニ骨壷 |
備前焼は日本六古窯の一つで祭事に使われた「須恵器」(すえき)がそのルーツです。特徴は釉薬(ゆうやく)を使わず、自然の炎が作り出す景色をそのまま反映させる焼成法として伝承されてきました。 | |
■山の斜面に作られた「登り窯」で赤松の割木を2週間以上かけて焚き続け、窯の温度が1200度に達すると陶土は炎と一体化し特有の景色を映し始めます。こうして焼成された作品は、無我の境地に至る唯一無二の「偶体」となって誕生します。 |
■人は「祈る」ことで物事を成就させ、不可能を可能にする能力を備えていると言われています。この「祈る」という行為は「念じる」ことでもあり、念じることで潜在意識を活性化させると考えられています。 |
■また、私たちは寺社仏閣を訪れたとき、何とも言えず清々しい気持ちになることがあります。それは、「祈りを捧げる気持ち」が内面にあるもう一人の自分、すなわち潜在意識を浄化して「気」を感じるようになるからとも言われています。 |
■自然界には、実に不思議な力が存在しています。その大宇宙の意思ともとれる不思議な力があればこそ、かけがいのない命の連鎖が繰り広げられていることは間違いありません。 | |
■かつて、人々はその不思議な力に畏怖の念を持ち、「祈り」の気持ちを捧げてきました。その祈りを「信仰」という形にしたのが「宗教」でした。 |
■もしかして、私たち現代人はいつの間にか大自然の「摂理」を忘れ去り、その不思議な力を得る「祈りの心」を失いつつあるのではないでしょうか。自然が損なわれるたびに、与えられるはずのエネルギーがどこか遠ざかって行く気がしてなりません。 |
偶の森の偶 |
■偶の森の偶は、ご遺骨を納骨する手元供養用のミニ骨壺としてだけではなく、生前にご自身の心と向き合う「マイ・パワースポット」として作られています。 | |
■また、「自分偶」として、自身に内在する「潜在意識=魂」を感じ、その魂を活性化させることでより高次元の自分自身に成長するための「本尊」になり得るものです。 |
■まさに大自然のエネルギーを宿す固有の「菩薩」となって見守ってくださるに違いありません。ご自身の分身として偶体から発せられる清らかな「波動」を感じていただければ幸いです。 |